ゴールデンカムイの考察を書くために、このブログを開設したのだが、更新をサボっているうちに漫画は完結。アニメは4期が始まってしまった。
寒くて引きこもっている間に、念願だった金カムの考察は完成させるとして、とりあえず4期アニメ1話の感想を書く。
樺太で再会を果たした杉元とアシㇼパ。キロランケの死や尾形の逃亡を経て相棒の契約を更新した二人は、他の先遣隊メンバーや白石と共に国境を越えてロシア領を後にする。北海道への帰還を目指してさらに移動を続ける中、鶴見中尉に状況を伝える電報を打つため敷香の街に立ち寄ることにした一行。ところが杉元が味噌を調達している間に、仲間たちが何者かの銃撃を受ける事態が発生ッ! 正確無比な射撃を行う狙撃手の正体とは……!?
銃撃によって白石が足を負傷し、先遣隊の面々は身動きが取れなくなっていた。彼らを狙撃したのは、ロシア国境守備隊のヴァシリ。かつて尾形との勝負に敗れた彼は、再戦の機会を求めて見覚えのある白石を含む一行に攻撃を仕掛けたのだ。そんな中、事態を察知した杉元が狙撃場所に急行してヴァシリを追い詰めるが、相手の標的が尾形だとわかると戦いを放棄。しつこく後をついてくるヴァシリを無視し、一行は再び先を急ぐのだった。
一方その頃、北海道では土方の一味に異変が起きていた。牛山に続いて首魁の土方までもが消息を絶ったのだ。門倉とキラウㇱが捜索に乗り出す中、阿寒湖周辺に潜伏する刺青の脱獄囚・関谷輪一郎の存在が浮かび上がる。
(https://kamuy-anime.com/story/37.html)
- OP→ALI「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」
- ED→THE SPELLBOUND「すべてがそこにありますように。」
- 脚本→高木登
- 絵コンテ→大原実
- 演出→すがはらしずたか
- 作画監督→山川拓己
アニメ四期は、三期までの「ジェノスタジオ」からブレインズ・ベースにアニメ制作会社が変更された。
ブレインズ・ベースは、『BACCANO!』 、『デュラララ!!』 、『虚構推理』、『不滅のあなたへ』などを制作したアニメ会社。正直、いいイメージも悪いイメージもないアニメ制作会社だ。そして有名な代表作が古いw
アニメ三期では、原作単行本20巻収録第200話あたり尾形がロシア人の医者を騙して杉元一行(先遣隊)から逃げるシーンまでが放送された。
原作では、尾形が第196話で尾形が逃げてそこから第200話まで4話まるまる鯉登の過去編に入るが、アニメ三期では鯉登過去編は全カットされていた。
四期は原作21巻第201話「あばよロシア」の先遣隊と頭巾ちゃん(ヴァシリ)の出会いから始まる。
前半部分は原作との相違点はほぼなかったが、出発前の鯉登の様子が浮かない顔から鶴見の写真を見てはしゃぐ姿に変更されていた部分は少し気になった。
時系列の違いで仕方ないが、この時点で鯉登が呑気なのは不自然に感じる。アニメでの鯉登は尾形に「ヴァルチョーナク」と言われてもピンと来なかったのだろうか。放送前のAbemaTV特番などを見た限りは、四期で鯉登の過去編をやる可能性はかなり高い。ここからどんな形で過去編に突入するのか気になる‥。
Bパートの亜寒湖での門倉・キラウシサイドは、アニメ編ではやらないものかと思っていた。関谷輪一郎はそこまで本筋に関係のないし、稲妻夫婦パターンかと。ちなみに私は関谷と稲妻夫婦のエピソードはかなりお気に入り。
ちなみに、この関谷輪一郎のエピソードは、単行本18巻に収録されていて172話から176話まで。この頃の原作では、キロランケは死んでないし、長谷川写真館編もまだ。アニメと原作のエピソードの順番は大幅に変えられているようだ。

稲妻夫婦もアニメ化してほしい。
OVAでもいんでよろしくお願いします!

待ちに待った金カム四期がやっと放送された。゚゚(´□`。)°゚。
アニメ制作会社が変わって、若干雰囲気が変わった気がするが、大きな違和感はなかった。けど個人的には三期までの絵の方が好きカモ‥‥。
Aパートの「あばよロシア」では、頭巾ちゃんによる盛大な勘違いからの先遣隊襲撃が描かれた。
宿敵尾形と勝負がしたい頭巾ちゃん。しかし尾形は逃げた。しゃべれない頭巾ちゃんと杉元との筆談(?)が微笑ましかった。杉元の描いた尾形の絵(ヘタクソ)をパンチするヴァシリはマジで猫。
ちなみにヴァシリの声優は梅原裕一郎さんだが、これから先、彼は喋らない。モノローグもそんなにない。四期の梅原さんの出演はこれで最後かもしれない。
とりあえず、Aパートではヴァシリの猫パンチ、スズメと戯れる白石、鯉登の手鏡などがアニメーションで見れたので満足。
Bパートではガラリと雰囲気が変わり亜寒湖。ここからは門倉とキラウシのターン。
関谷輪一郎のエピソードは、数ある囚人のエピソード中でもかなり好き。関谷はあまりゴールデンカムイの囚人らしくないんよな‥。なんというか、彼のエピソードだけ重い。変質者具合も他の囚人たちと方向がちょっと違う。人斬り用一郎寄りかな。

アニメでの関谷との決着も楽しみだ。
初回なのでOPとEDの感想も書いておく。
OPはALIの「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」、EDはTHE SPELLBOUND「すべてがそこにありますように。」で、どちらもいい感じだった。
オープニングめちゃくちゃカッコよかった。気合が作画で伝わってくる‥。特に飛び跳ねるゴトリをバックにタイトルが出るところは激った。でも、菊田さんや房太郎がジョジョの柱の男みたいになってたのには笑っちゃったwなんで脱いでるん?w
エンディングの金神新聞はスタイリッシュでお洒落。ここまでじっくりアニメのエンディングを見たのは初めて。一時停止して全部読んだ。笑
個人的には、第一期のマンウィズ「Winding Road」とTHE SIXTH LIEの「Hibana」が一番好きなのだが、四期はオープニングエンディング共に最近のアニメ感が出ててイイっすね。

ということで、ゴールデンカムイアニメ四期とっても面白かった。次回も楽しみだ。
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