
アニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』2話を見たのでレビューを書く。
感想は全文ネタバレあり。アニメ未見の人は注意してください。
最新話感想アニメ鴨乃橋ロンの禁断推理3話ネタバレ感想レビュー。獄寺と骸みたいなキャラ登場。紅染温泉殺人事件の鍵は雨宮の女湯勘違い?
天野明による『少年ジャンプ+』にて連載中の人気漫画をアニメ化。探偵行為を禁止されていた主人公・鴨乃橋ロンと、純粋だが抜けている警視庁捜査一課の刑事・一色都々丸のバディものミステリー作品。
原作 | 天野明 |
監督 | 井畑翔太 |
シリーズ構成 | 渡航 |
キャラクターデザイン | 石川雅一 |
アニメーション制作 | ディオメディア |
放送日 | 2023年10月9日 |
OP曲 | UNISON SQUARE GARDEN「いけないfool logic」 |
ED曲 | 黒子首「リップシンク」 |
トトを利用すれば探偵として事件が捜査できるとわかり、やる気満々のロン。だが、雨宮に無能扱いされているトトは、重要な捜査に参加させてもらえない。回ってくるのは雑用レベルの事件ばかりだったが、ロンはなぜか「貯金箱のお金が減った」という通報に興味を持つ……。
https://kamonohashiron.com/story/
探偵資格を剥奪されているロンの代わりにトトが代弁。
犯人の自殺を防ぐだけではなく、毛利小五郎役も努めないといけないとは、相棒役もなかなか大変ですな。
バディ推理モノのワトソンくんポジって役立たずが多いが、トトはよく働いてるわ。
上司もパワハラだしお疲れ様です。
しかしそんなパワハラ上司は、鴨乃橋ロンが犯人を追い詰めるところに惚れた様子。
過剰防衛の犯人にあそこまで言うのフツーに引くんだが、雨宮さんの男の趣味が謎。ただ単に顔が好きなら納得だが‥。

まぁでも乙女な顔の雨宮さんは可愛かった。
ところで、2話見て確信したけど、ロンの記憶・自覚なしに犯人を自殺に追い込む欠点は、トトじゃなくても阻止可能。
日本の未解決事件を全て解決できるくらいスゴい探偵なら、推理披露現場に警察が立ち会えば問題ないのでは?
名探偵なんだからそれくらいのアイデア思い浮かびそうなのにね。
BLUEとかいう学校も大真面目にロンの免許剥奪の会議開いて大丈夫か?
こんなのいくらでも解決方法あるじゃん。まぁ野暮なツッコミはやめておきます。
- トトは【貯金箱のお金が減った】という事件を担当していた。この事件にロンも興味を示し2人で現場へ向かう。
- 被害者は姉と2人暮らし。姉は2日前、実家に帰省していてスーツケースが玄関に置いてあった。貯金箱は外部からの取り出しが絶対に不可能な貯金箱。妹曰く、貯金箱は前は鉄のように重かったという。ロンはトトに貯金箱を割って小銭を鑑識に回すように指示する。小銭から妹の指紋は検出されなかった。
- ロンとトトが河原を歩いていると、雨宮たちが事件の捜査を行なっていた。川辺で遺体が見つかったらしい。貯金箱の謎と殺人は繋がっていた。ロンとトトは、姉妹と雨宮たちを集めて事件の全容を話す。
- 貯金箱の重さが軽くなったのは、中身が減ったのではなく、貯金箱がまるまる新しいものに取り替えられていたからだった。姉はストーカーに遭っていた。その日、姉はストーカーに家の中まで押し入られ、近くにあった貯金箱でストーカーの頭を殴り殺害した。姉は事件を隠すために、貯金箱を新しいものに取り替えた。中身の小銭から妹の指紋が検出されなかったのはそのため。その後、遺体はキャリーケースに入れて河川敷まで運んだ。

今回もライトな推理だったが、前回よりかはスッキリ。
貯金箱の開け方にこだわっているところに「貯金箱自体がすり替えられていた」という盲点をつくトリックは、シンプルだがおもしろかった。
貯金箱のトリックはいいんだけど、この姉妹のバックグラウンドが薄すぎる。頑張れば悲劇の犯人爆誕で泣かせれる展開なのに、全く感情移入できなかった。まだコナンのとんでも犯人たちの方が感情移入できるよな。あいつら事件解決後に弁明してくれるし。
そもそもさ、貯金箱の金が無くなったくらいで警察に通報するか?身内を疑わず、警察に即通報できる妹の純粋さがスゴいw
まずは同居人と家を知ってる友達を疑うよな‥‥。
姉もやましいことあるんだから全力で止めろよ。「壊してしまったなら正直に言う」とか言ってたけど、通報される前に嘘でも「壊した」って言っとけばよかったのに。
とはいえ、貯金箱の件がなかったとしても、ご遺体をあんなところに捨てちゃったら遅かれ早かれ捕まったんじゃないですかね。そこまで日本の警察はアホじゃないでしょう。
捕まりたくないならバ●バ●にして山奥に遺棄がマスト。それでも令和はカメラたくさんあるので完全犯罪は難しいけど‥。
みんなは誤ってストーカーを●ろしちゃったら、隠そうとせずに、すぐに自首しようね。過剰防衛で自首ならそんなに罪は重くならないはず。
ということで、『鴨乃橋ロンの禁断推理』2話。貯金箱のトリックはおもしろかったけど、犯人のバックボーンが薄すぎて惜しかった。それでも前回の事件よりかは楽しめたので、今後に期待したい。
ホームセンターの抽選会で、1等の温泉旅行ペアチケットを当てたロン。その旅行にトトがつき合い、二人は紅染温泉の古びた宿・紅染旅館に宿泊する。出迎えた番頭は愛想よく接するが、彼の正体はロンを調査するためにBLUEから派遣された「追跡学」教官、シュピッツ・ファイアだった。
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1話感想はこちら→アニメ鴨乃橋ロンの禁断推理1話ネタバレ感想レビュー。雲雀恭弥にそっくりな訳あり天才探偵と純粋だが抜けている刑事のバディ
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