更新遅れましたが、アニメゴールデンカムイ第三十九話「硫黄の匂い」を見たので感想を書く。
第三十九話は、四期初登場となる菊田特務曹長と有古一等卒が活躍。暗闇が得意な都丹庵士との何度も形成逆転する攻防がおもしろい話だった。
第七師団御用達の登別温泉を訪れた宇佐美と二階堂は、そこで療養生活を送っていた菊田特務曹長と有古一等卒に接触する。同地には情報収集のために按摩に扮した都丹とその仲間たちが出入りしており、菊田と有古は雪山を行き来する不審者の存在から彼らの正体に迫りつつあった。そのことを知った都丹は、自分たちのほうから打って出ることを決断。不審者の捜索に出掛けた菊田と有古を待ち伏せ、夜の暗闇に紛れて襲撃を掛けるッ!
都丹らの攻撃は、眼帯で暗さに目を慣らしていた菊田には通じなかった。双方の攻防が続く中、菊田らとは別に不審者を調べていた宇佐美と二階堂も戦いに参入。古い坑道に逃げ込み形勢逆転を図る都丹だが、目が見えていないことを菊田に見抜かれさらに追い込まれる。都丹が坑道の外に出たとわかると、登別を熟知する有古が単独で追跡を開始。さまざまな音を駆使して雪崩が起きやすい場所に誘導し、都丹を仕留めることに成功する。その4日後。帰ってこない有古を探しに出掛けた菊田は、都丹の刺青人皮を入手した彼をアイヌのコタンで発見する。
同じ頃、樺太にいる鯉登は、尾形に言われたロシア語で「ボンボン」を意味する言葉が頭から離れずにいた……。
https://kamuy-anime.com/story/39.html
- OP→ALI「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」
- ED→THE SPELLBOUND「すべてがそこにありますように。」
- 脚本→高木登
- 絵コンテ→大原実
- 演出→山内東生雄
- 作画監督→山本美佳、壽 恵理子
以下、全文ネタバレあり感想になります。
原作漫画のネタバレも若干含むのでネタバレNGの方は注意してください。
アニメ四期三話では菊田と有古が登場。原作漫画の第191話から196話の部分に当たる回だった。原作では杉元サイドは尾形がまだ一緒だったりと、原作とアニメの時系列はちょいちょい違うみたい。
まず、初登場の菊田有古の声について。
二人ともビックリするくらいイメージ通りで大満足。
菊田の年齢は私の予想では、37歳くらいなんだけど(35歳〜40歳)、見た目が渋いんで堀内賢雄さんの声はピッタリ。現代の37歳を代表する人といえば山pや松●翔太あたりかな‥‥でも明治の37歳と現在の37歳は全然違うんで。(にしては26歳の宇佐美は幼なすぎるけど)
有古役の水中雅章さんは、あまり存じ上げない人だったので調べました。東リベの場地くんの人ね。水中さんの声質はとにかく有古にピッタリ。私の脳内有古の声のまんま。これはいい配役でした。
そして前回からずっと気になっていたこと。宇佐美の「入れ替わる〜」もしっかり放送されましたwww
全然カットしても問題ないシーンなのに、きちんと原作通りやってくれるなんて流石アニカム。きっと宇佐美推しの人は、宇佐美のこういうところも含めて好きなんでしょうから眼福だったんじゃないですかね。いくら本編に関係ないセリフでもキャラの個性を殺しちゃダメよね。●●探偵はどうなるのか非常に気になります。
有古VS都丹庵士の一騎討ちは、原作でも鳥肌が立ったくらい好きなシーン。登別の山を知り尽くした有古が、雪崩が起きやすい場所に都丹を誘導しての作戦勝ち。都丹庵士の「負けたぜ」も潔くて渋い。
ただ、作画が不安定なのがちょっと残念。やっぱり高クオリティを保つためには金が必要なんすかね。自分が金カムにどハマりしたのは三期放送後からで円盤貢献はまだ出来てません。第五期のクオリティのためにも四期は気合い入れて円盤購入させてもらいますw
次回、第四十話「ボンボン」は、原作では鯉登の過去回。ちょっと時系列がバラバラすぎて違和感が。原作で鯉登が月島に「バルチョーナク」の意味を聞いたのは、頭巾ちゃんによる襲撃前。なぜ、鯉登はこのタイミングでバルチョーナクを思い出したのだろうか。
ずっと浮かない顔をしてたんならまだ分かるのだが、鯉登は四期一話で鶴見の写真を見てはしゃいでいた。あの時点で演技する必要あるのか?時系列をバラバラにするなら辻褄が合うようにしてほしい‥。まぁアニメ全通しで見たら違和感が解消される可能性もあるので愚痴はこの辺で。
ともあれ、鯉登過去回は楽しみ。動く鯉登少年が見れるなんて嬉しすぎる‥。14歳時も小西さんなんだろうか(゜▽゜)
昔日の鹿児島。14歳の鯉登は、問題行動の多い「ボンボン」として腫れ物のように扱われる毎日を過ごしていた。そこに訪れた鶴見中尉との出会い。鶴見中尉は食って掛かる鯉登の頬を張り、心を許した彼の言葉に耳を傾ける。そして二人は一緒に月寒あんぱんを食べ、いつか再会できた日には友人になろうと約束するのだった。
それから2年後の函館。海軍兵学校への受験を控えた16歳の鯉登が、何者かに誘拐される事件が発生するッ!
https://kamuy-anime.com/story/40.html
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