『ユーリ!!! on ICE』は定期的に見直したくなる神アニメ。
わたしも半年に1度は見返しているのだが、毎回「こいつの成績ってどうなってんだっけ?」とググっている。
この記事ではユーリオンアイスの登場人物たちの大会成績をまとめる。
アニメを見返す時には参考にして欲しい。

大会の結果を書いているので全文ネタバレあり。
まだアニメを見てない人は注意してネ!
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GPファイナル出場者
いきなりネタバレだが、先にGPファイナル出場者を記しておく。
- カナダ ジャン・ジャック・ルロワ(CV宮野真守)
- カザフスタン オタベック・アルティン(CV細谷佳正)
- スイス クリストフ・ジャコメッティ(CV安元洋貴)
- ロシア ユーリ・プリセツキー(CV内山昂輝)
- タイ ピチット・チュラノン(CV小野賢章)
- 日本 勝生勇利(CV豊永利行)
この6人が、どのようにシリーズを勝ち抜いていったのか説明していく。
GPシリーズの点数計算方法
「ユーリオンアイス」(以下、YOI)の世界のGPシリーズは、現実のGPシリーズのルールとほぼ同じ。
「グランプリシリーズ」は、アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催される6大会と、6大会の上位選手が出場するグランプリファイナルを含めた総称である。
6大会の上位選手の計算方法は以下の通り。
1位 | 15pt | 5位 | 7pt |
2位 | 13pt | 6位 | 5pt |
3位 | 11pt | 7位 | 4pt |
4位 | 9pt | 8位 | 3pt |
これを覚えていないと、YOIを見ていても「あれ?なんでミケーレじゃなくて勇利がファイナル行くの?」なんてことになるので、よく覚えておいてほしい。
YOIの世界では出場者はだいたい6人。7位と8位は無視してよい。
GPシリーズ各大会結果
次に、GPシリーズ6大会の結果を記しておく。
アニメで放送された大会はショートとフリーの点数も一緒に紹介する。
第1戦 アメリカ大会
- <アメリカ> レオ・デ・ラ・イグレシア(CV土岐隼一)
- <カザフスタン> オタベック・アルティン
- <中国> ジ・グァンホン(CV本城雄太郎)
レオは初優勝。
第2戦 カナダ大会
- <カナダ> ジャン・ジャック・ルロワ
- <ロシア> ユーリ・プリセツキー
- <チェコ> エミル・ネコラ(CV日野聡)
ジャン・ジャック・ルロワ(以下、JJ)は、昨シーズンのグランプリファイナル銅メダル。
シニアデビューを金メダルで飾りたかったユーリは大変悔しがる。
第3戦 中国大会
ショートは6話、フリーは7話。
ショート | |||
国 | 名前 | 点数 | |
1位 | 日本 | 勝生勇利 | 106.84 |
2位 | ロシア | ギオルギー・ポポーヴィッチ | 98.17 |
3位 | アメリカ | レオ・デ・ラ・イグレシア | 87.98 |
4位 | タイ | ピチット・チュラノン | 86.75 |
5位 | スイス | クリストフ・ジャコメッティ | 85.60 |
6位 | 中国 | ジ・グァンホン | 79.87 |
青字がパーソナルベスト(自己最高点)
フリー | |||
国 | 名前 | 点数 | |
1位 | タイ | ピチット・チュラノン | 199.01 285.76 |
2位 | 日本 | 勝生勇利 | |
3位 | スイス | クリストフ・ジャコメッティ | 198.21 283.81 |
4位 | ロシア | ギオルギー・ポポーヴィッチ | 154.27 252.44 |
5位 | 中国 | ジ・グァンホン | 168.82 248.69 |
6位 | アメリカ | レオ・デ・ラ・イグレシア | 159.23 247.21 |
追われ慣れていない勇利は、ショートを1位で通過したことによるプレッシャーで押しつぶされそうになる。
ヴィクトルの励ましのおかげで精神が安定し、フリーでは4回転フリップに挑戦。
転倒してしまったが回転は足りていたため、2位に。
4回転フリップはヴィクトルの代名詞。ヴィクトルでも体力の落ちる最後に飛ぶことはしなかったという。

最後に4回転フリップを飛んだ勇利には感動した。
第4戦 日本大会
- カザフスタン オタベック・アルティン
- 韓国 イ・スンギル(CV野島健児)
- イタリア ミケーレ・クリスピーノ(CV前野智昭)

硬派トリオで微笑ましい。
第5戦 フランス大会
- スイス クリストフ・ジャコメッティ
- 不明
- ロシア ギオルギー・ポポーヴィッチ

2位のヤツだれ?
第6戦 ロシア大会
ショートは8話、フリーは9話。
ショート | |||
国 | 名前 | 点数 | |
1位 | カナダ | ジャン・ジャック・ルロワ | 113.96 |
2位 | 日本 | 勝生勇利 | 109.97 |
3位 | ロシア | ユーリ・プリセツキー | 98.09 |
4位 | 韓国 | イ・スンギル | 91.83 |
5位 | イタリア | ミケーレ・クリスピーノ | 89.65 |
6位 | チェコ | エミル・ネコラ | 82.43 |
青字がパーソナルベスト(自己最高点)
フリー | |||
国 | 名前 | 点数 | |
1位 | カナダ | ジャン・ジャック・ルロワ | |
2位 | ロシア | ユーリ・プリセツキー | 199.6 297.96 |
3位 | イタリア | ミケーレ・クリスピーノ | 193.24 282.89 |
4位 | 日本 | 勝生勇利 | 172.87 282.84 |
5位 | チェコ | エミル・ネコラ | 188.57 271.58 |
6位 | 韓国 | イ・スンギル | 164.37 256.2 |
ユーリ→ショートでは、おじいちゃんが腰痛で応援に来れず調子が悪かった。
フリーでは、勇利とJJに勝つために後半にジャンプを集中させる。
勇利→ヴィクトルが離れていたからか(愛犬マッカチンの病気のため日本に戻った)、ジャンプがシングルになってしまうなどのミスをおかしてしまい4位に。
JJが1位になったことで、GPファイナルへの得点は勇利とミケーレが同点になってしまう。(勇利13pt+9=22、ミケーレ11+11=22)
同点の場合は、点数の高い選手がGPファイルに行くことになる。
そういうわけで、GPファイナル進出を決めたのは勇利。

中国大会の勇利の点数も日本大会のミケーレの点数も分からないため、説明があるまで結果が分からずハラハラした。
ポイント特典表
GPシリーズの得点ランキングを表にしてみた
名前 | 第1戦(米) | 第2戦(加) | 第3戦(中) | 第4戦(日) | 第5戦(仏) | 第6戦(露) | 合計 | |
1 | ジャン・ジャック・ルロワ | 15 | 15 | 30 | ||||
2 | オタベック・アルティン | 13 | 15 | 28 | ||||
3 | クリストフ・ジャコメッティ | 11 | 15 | 26 | ||||
4 | ユーリ・プリセツキー | 13 | 13 | 26 | ||||
5 | ピチット・チュラノン | 9 | 15 | 24 | ||||
6 | 勝生勇利 | 13 | 9 | 22 | ||||
7 | ミケーレ・クリスピーノ | 11 | 11 | 22 | ||||
8 | レオ・デ・ラ・イグレシア | 15 | 5 | 20 | ||||
9 | ギオルギー・ポポーヴィッチ | 9 | 11 | 20 | ||||
10 | イ・スンギル | 13 | 5 | 18 | ||||
11 | エミル・ネコラ | 11 | 7 | 18 | ||||
12 | ジ・グァンホン | 11 | 7 | 18 |
グランプリファイナルの順位
次にグランプリファイナルの結果と点数を記す。
グランプリファイナルは10話〜12話。
- カナダ ジャン・ジャック・ルロワ
- カザフスタン オタベック・アルティン
- スイス クリストフ・ジャコメッテ
- ロシア ユーリ・プリセツキー
- タイ ピチット・チュラノン
- 日本 勝生勇利
ショート | |||
国 | 名前 | 点数 | |
1位 | ロシア | ユーリ・プリセツキー | 118.56 |
2位 | カザフスタン | オタベック・アルティン | 112.38 |
3位 | スイス | クリストフ・ジャコメッテ | 102.37 |
4位 | 日本 | 勝生勇利 | 97.83 |
5位 | タイ | ピチット・チュラノン | 95.73 |
6位 | カナダ | ジャン・ジャック・ルロワ | 86.71 |
青字はパーソナルベスト(自己最高点)
赤字は世界最高得点
フリー | |||
国 | 名前 | 点数 | |
1位 | ロシア | ユーリ・プリセツキー | 200.97 319.53 |
2位 | 日本 | 勝生勇利 | 221.58 319.41 |
3位 | カナダ | ジャン・ジャック・ルロワ | 213.91 300.62 |
4位 | カザフスタン | オタベック・アルティン | 181.19 293.57 |
5位 | スイス | クリストフ・ジャコメッテ | 188.32 290.69 |
6位 | タイ | ピチット・チュラノン | 193.83 289.56 |
JJ→出遅れるが、ジャンプは全て変更。
最後のジャンプは4回転トゥーループから4回転ループに変更。
ピチットくん→少し転倒。ジャンプは成功。
勇利→「競技人生最後のフリーはヴィクトルのフリーと同じ難易度に挑んで終えたい」
トリプルトゥーループを4回転に変更。4回4回転を飛んで世界最高得点を獲得。
ユーリは、フリーの得点は200.97と勇利とJJより低かったが、最高得点で優勝。
というように「ユーリオンアイス」でのルールは、リアルの世界のフィギュアスケートとほぼ同じ。
もちろん意識せずに見ても楽しめるが、計算しながら見ればもっと楽しめること間違いなし!