ドッグスレッド1話ネタバレ感想レビュー。ゴールデンカムイとスピナマラダ!のミックス。ロウ=鯉登少尉で春名はアシリパみ強め

ゴールデンカムイ連載終了から1年3ヶ月ぶりの野田カムイの新連載「ドッグスレッド」1話を読んだのでレビューする。

キャラ達のイケメン度はアップしていたが『スピナマラダ!』とほぼ同じ内容のリメイク作品だった。しばらくは間違探しを楽しみたい。

以下、全文ネタバレあり。ヤンジャンで本編を読んでから来てください。


ドックスレッド最新話感想→ドッグスレッド5話6話感想レビュー。宮森中を励ますロウくんと春名の過去で泣きかける。フィギュア選手とアイスホッケーの相性

野田サトル『ドッグスレッド』とは?

『ドッグスレッド』は、『週刊ヤングジャンプ』2023年35号にて連載スタートした野田サトルによるアイスホッケー漫画で、2011年から2012年まで『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた『スピナマラダ!』の設定を受け継いだリメイク作品である。

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ドッグスレッド1話「狂犬王子」あらすじ

作者野田サトル
掲載号『週刊ヤングジャンプ』2023年35号

簡単なあらすじ

母親を事故で亡くした直後の主人公・白川朗は、全日本ジュニア選手権大会で見事優勝するが、キス・アンド・クライで大暴れしてフィギュア界を追放される。

母親も夢も無くした朗は、双子の妹・白川春名と共に祖父の住む北海道・苫小牧に移り住み、アイスホッケー大好き少年源間慶一と宿命的な出逢いをする。

ドッグスレッド 登場人物

1話に出てきた登場人物を紹介する。

白川朗しらかわろう

主人公。元フィギュアスケート選手。全日本ジュニア選手権大会のキスクラで暴れてフィギュア界を出禁になる。

眠田ダハ
眠田ダハ

見た目も性格も鯉登みが強い。

スピナマラダ!のロウくんはもうちょっとクールだった。

白川春名しらかわはるな

朗くんの双子の妹。

眠田ダハ
眠田ダハ

見た目のアシㇼパさんみが強いが、カラーのところは家永っぽかった。

源間慶一げんまけいいち

源間兄弟の弟の方。アイスホッケー大好き少年。苫小牧の天然リンクに自分の縄張りを作り、勝手に入った人間をぶん殴った血でゴールラインを引いている。

眠田ダハ
眠田ダハ

私有地でもないのに野蛮すぎてワロタ。

八木沼真人やぎぬままさと

フィギュアスケート選手時代の朗くんのライバル。

狼之神おいのかみ高校

背番号が確認できる人物のみ。『スピナマラダ!』のキャラと被る名前もあって間違い探しが楽しみ。

背番号ゼッケン名スピナマラダキャラとの関連性
10SHIROSAKI
14ASAHI
23HANDA
25KAI甲斐賢吾
27USHIYAMA牛山草太?
33GENMA源間浩一
眠田ダハ
眠田ダハ

尾形にそっくりなキャラ(39番)がいたのが気になる。


ドッグスレッド1話「狂犬王子」

野田カムイの最新作アイスホッケー漫画‥‥素晴らしかった!

1話はほぼ『スピナマラダ!』の焼き直しだったが、8年間のゴカム連載経験のおかげかスピナの時より表現力がアップしていた。ロウくんのジュニア選手権大会でのノーミス演技は初っ端から圧倒された。野田カムイの漫画の表現方法ほんと好き。

狼之神高校のアイスホッケーシーンも迫力があった。スラムダンク、テニプリ、弱虫ペダル、ハイキューを通ったヲタクとしては狼之神高校の強豪っぷりには痺れる‥。これは山王や立海に匹敵する無敵感。

というか20連覇ってスゴすぎん?山王や立海でもせいぜい2、3連覇やで‥。

8年間のゴールデンカムイの連載は野田カムイの表現力を間違いなくアップさせているが、灰汁が強くなってるのも確か。登場人物たちの金カムキャラ感が強かった。

ロウくんが鯉登すぎる。

見た目も中身も鯉登みが強すぎて戸惑う。鯉登は好きだが、朗くんは『スピナマラダ!』の時の方が好みかも。

生き残ってるスポーツ漫画ってなんだかんだ女性ファンに支えられているところがあるから、主要人物のキャラを濃くしてファン獲得に挑もうとしてるんですかね。源間兄も甲斐賢吾もイケメン度がアップしていた。

『スピナマラダ!』は打ち切りで終了。少しでも打ち切りの可能性を低くするためには必要な策略かもしれない。

ゴールデンカムイキャラの子孫が混じってる?

ロウくん=鯉登、春名=アシリパさんは、ちょっと似てるレベルだけど、狼之神高校の39番はまんま尾形じゃね?

ゼッケンの名前は確認できなかったが、もしかしたら尾形の子孫

私の考察では、野田カムイはセルフオマージュもクロスオーバーラップも好きなタイプなので、ゴカムのキャラの子孫は今後たくさん出てくると思う。

ゴカムファンを取り込もうとしているというより、これが野田カムイの作風。スピナの二瓶利光の先祖(二瓶鉄造)がゴカムに登場したようにクロスオーバーさせがちなのは昔から。

そういえば、時代設定まで2010年でスピナに合わせていた。このあとロウくんたちは3.11を経験するわけね‥。スピナでは津波に触れたシーンがあったので、ヤンジャンの漫画にしては珍しいなと思った記憶がある。

つまりこの鯉登や尾形のそっくりさんは、令和版じゃなくて平成版ってことか(´・ω・`)

ということで、ドッグスレッド1話を読んだ感想は、キャラ達のイケメン度はアップしていたが『スピナマラダ!』とほぼ同じ内容だった。しばらくは間違探しを楽しみたい。

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